6月5日、今年も徳島県鳴門市にある鳴門市文化会館で「第３５回ベートーヴェン『第九』交響曲演奏会」が開かれました。
海外を含め、５１団体の６００名を超える参加者が集い、会津第九の会からは、アルト１名、テノール２名、バス１名の計４名で参加しました。
客席もほぼ満員の聴衆で溢れ、感動に包まれた素晴らしい時間を過ごすことができました。演奏会終了後には、会場を鳴門市文化センターに移し交流会が開かれ、鳴門市内の名店から美味しい料理が提供され、さらに催し物や各団体の参加者との話も弾み、あっという間の時間でした。
あと２年で第九演奏会アジア初演１００周年を迎える鳴門市内は、記念事業への機運が高揚していました。また、鳴門の人々には、徳島県外からの参加者を迎える温かさに感謝の念が沸き起こりました。演奏会をよりよいものにするべく丁寧な心遣いで対応してくれたボランティアや関係者のみなさまからは、今後私たちが演奏会を開くにあたり大切な多くの学びをいただきました。
今回は時間の都合で演奏会当日のみの参加でしたが、前日に開かれる「ワークショップ」や、演奏会の次の日に開かれる「美術館で第九」にも参加してみたいと思いました。
第九アジア初演の地・鳴門での至福の時間でした。

事務局　長谷川巨樹